平成21年7月27日(月) 県庁知事第1応接室
富士吉田市長などと横内知事に対して、富士吉田市立病院が計画している、リニアック(がん治療機器)の整備事業に対する県費補助について要望を行いました。
発 言 要 旨
本日は、知事におかれましては、貴重なお時間を割いていただきまして有難うございます。
只今、富士吉田市長からお願いを申し上げたところでありますが、私の立場からもお願いを申し上げます。
現在、富士吉田市立病院は郡内地域において唯一の「がん」診療連携拠点病院として、「がん」の診療対策に積極的に取組んでいるところであります。
考えてみますと、富士吉田市立病院は「がん」のみならず、これまで長きに亘り富士北麓地域の医療全般を、正に県に代わって担ってきた現実がある訳であります。
このことにより、富士吉田市が今日まで多額な財政負担を必要以上に強いられてきたことも是非ご理解いただく中で、県費補助について特段のご配慮を賜りたく、お願いを申し上げる次第であります。
▲ 横内知事に対して県費補助について要望 右端が堀内市長、右から二人目が太田議長
富士吉田市立病院は、平成19年1月31日付けにて厚生労働大臣から「地域がん診療連携拠点病院」として指定を受け、県立中央病院を核とする県内のがん診療対策に取組んでいるところであります。
しかし、現在保有している「コバルト装置」は、昭和57年に設置されたもので老朽化が著しく、しかも日本アイソトープ協会は平成18年度末で「線源」の供給を停止しており、1~2年後には放射線治療が出来ない状況となります。また、平成18年11月に日本放射線腫瘍学会から「コバルト」に代わる「リニアック」等へ移行するよう要望書が市立病院に届いているとのことであります。
また、平成19年12月25日付けで山梨大学放射線科から富士吉田市立病院に対して、「乳癌の術後患者の照射に関しては受け入れられない」旨の通知があったとのことであります。
こうした中、国では平成19年度から「がん診療連携拠点病院」に対して、リニアック整備に係る補助事業を実施しており、平成20年度における補助事業は全国で14施設であったとのことであります。
富士吉田市は、昨年、県の協力の中で厚生労働省に対し、市立病院が整備を計画しているリニアックの補助金申請を行い、その結果、平成20年度疾病予防対策事業費等補助金(がんに係る放射線治療機器緊急整備事業)に係る内示を平成20年6月27日に受けました。
ところが、機器を設置するためにはスペース的に新たな建物を建設しなければならないことになり、それには予定外の財源が必要になることから、止むを得ず整備事業を断念されたところであります。
しかしながら、富士吉田市立病院が富士・東部医療圏域内において、今後も、がん診療対策に積極的に取組んでいくためには、「コバルト」に代わる「リニアック」を整備することが必須条件であります。また、地域住民の強い願望でもありますので、富士吉田市立病院においては、再度リニアックを整備することとされた訳であります。
そこで、リニアック整備には多額な費用を要することから、県に対して富士吉田市への補助金を要望しました。
尚、横内正明知事から、県費補助について前向きなお言葉をいただきました。
☆ 山梨県内における「がん」診療連携拠点病院 | ||
| 区 分 | 病院名 | 厚労大臣からの指定日 |
| 都道府県がん診療連携拠点病院 | 県立中央病院 | H 18 . 8 . 24 |
| 山梨厚生病院 | H 19 . 1 . 31 | |
| 地域がん診療連携拠点病院 | 富士吉田市立病院 | H 19 . 1 . 31 |
| 山梨大学医学部付属病院 | H 19 . 1 . 31 | |
☆ 各 都 道 府 県 立 の 病 院 数 (地方独立行政法人を含む)

(備考) 山梨県は「北病院」、「あけぼの医療福祉センター」を含む




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