国家戦略としての観光行政の展開

平成21年7月8日(水)  県議会議事堂地下会議室

「富士山の新交通システム等議員検討会」(代表 武川 勉) 第1回勉強会

今回は、国において新しく発足した「観光庁」の神谷俊広次長様(現在は国土交通省関東運輸局長)に御来甲願い、観光行政の展開について幅広くご講演をいただきました。
尚、30名の県議会議員がご参加下さいました。

S010jpgimg_3296_2

S010jpgimg_3302

                                   ▲ ご講演をしていただいた、当時の観光庁次長の神谷俊広氏

S010jpg005

                            ▲ 山梨のこれからの観光について、神谷俊広氏と大いに語り合う

少子高齢化時代の経済活性化の切り札は「観光」です。

★ 地方においては地域振興策の新たなアプローチが必要であり、観光による交流人口の拡大は地域経済の起爆剤であります。

★ 集客力のある個性豊かな地域づくりは、地域の自主・自律の精神も促します。

☆   現在の日本人の海外旅行者数は国際ランキング(2006年)において、世界で第13位、アジアでは中国についで第2位であります。  

☆   一方、外国人旅行者の受入数の国際ランキング(2007年)において、世界で第28位、アジアでは中国、マレーシア、香港、タイ、マカオについで第6位であります。

環境保全と調和した地域振興

★ 今、国においては、「観光立国」の実現を国家戦略として位置づけており、また、本県においても、観光立県「富士の国やまなし」の確立に向けて様々な施策を推進しています。
富士山は日本人の心の故郷であり、世界の宝であります。また、山梨県民の、富士北麓住民の、誇りであります。
そして、かけがえのない、素晴らしい富士山を後世に引き継いでいくことは、私たちの大事な責務であります。
富士山とその周辺の美しい景観や豊かな自然を守り、環境を保全していくことは当然のことでありますが、元気な山梨と地域の活性化のためには、富士山を観光資源として最大限活かしていく必要があることを、真剣に考える時にきています。
現在の7月・8月を中心とする限られた期間での富士山の登山・観光から、通年型にしていくことが最も重要なことであります。そのために、「富士山の新交通システム」などを含めて各般に亘り調査・検討を行って参ります。

富士山の新交通システムについて

★ 現在、富士山への観光客や登山客は、主にマイカーにより富士スバルラインを利用し、富士山五合目を訪れているが、その排出するCO2などによる富士山への環境負荷が大きな問題となっています。
また、近い将来、化石燃料である石油は枯渇するであろうことも合わせ考えると、富士山においても環境に負荷をかけず、安全で快適で安定的に登山できる新たな交通システムのあり方について、調査・検討を行う必要があるからです。

★ また、現在国と連携しながら山梨・静岡両県、関係市町村等において「富士山の世界文化遺産登録」の実現に向けて作業を進めている時に、こうした調査・検討、議論することは「障害になるのではないか」というようなご意見もありますが、様々な視点から調査・検討し、議論を深め、総合的な観点で将来の「あり方」を集約しようとすることは、世界文化遺産登録の主旨にも整合するものと考えています。

コメント

コメントを投稿

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a0120a6ca3bdf970b0120a6ca3bfe970b

Listed below are links to weblogs that reference 国家戦略としての観光行政の展開:

山梨県議会議員 武川勉(たけかわつとむ)後援会「武朋会(ぶほうかい)」