県内においては、中北医療圏に医師が偏在しております。私は、県民が住むところによって、享受できる医療サービスに高低差があってはならないと訴えてきました。
現在の県の取り組みは、県内医師の総数をふやすことに重点を置いているように思われますが、医師不足が切実な地域の医療機関に勤務する医師をふやすことは極めて重要なことであります。県が平成19年度に創設した、医学生に対する奨学金制度においては、平成20年度現在、212人の山梨大学医学部の学生に貸与されております。
昨年3月、同大学医学部を卒業し、医師免許を取得した貸与者23人の研修先を見ると、そのまま医学部附属病院に残った医師は15人、県立中央病院には5人、残り3人が県外の病院であったと聞いております。
このような奨学金制度により、臨床研修医が本県にとどまっていただけるのは一歩前進としても、地域の医療機関においては、まだ医師不足の解消が進んでいないのが実態であります。
医師の減少に苦しんでいる地域の病院に、山梨大学の協力を仰ぎ、指導医の派遣を受け、勤務医や研修医の確保を図る支援策を講ずることにより、医師確保を図っていけるよう力を注いでまいります。




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